0.このアプリはすごい!!でも・・
遺影をこのアプリだけで作成するには条件があります。
- 綺麗な顔写真であること → ごみ取りやシャープにするツールがありません。
- 洋服を着せ替えないこと→顔と服の合成ができないことはありませんが、
書き足すときツールが足りません。 - iPadなどタブレットで作成します。(スマホは画面が小さくて厳しいです)
ペンの使えるタブレットなら言うことなしです。
1.顔写真を用意する
【プリント写真しかない場合】 スキャナーでスキャンします。スキャナーがない場合、コンビニでスキャンできます。セブン、ファミマ、ローソン共に1枚30円。
セブンの詳細を読むと最大400dpiでスキャンできるようです。最大スキャンをおすすめします。
USBメモリーに保存し、アプリでデータを開きます。
【デジタル画像がある場合】 そのデータをアプリで開きます。
2.アプリをダウンロードする
App Storeで「Photoshop Mix」を検索し、ダウンロードしてください。無料アプリです。ダウンロードした後、Adobe IDを作ってログインする必要があります。
3.顔写真を開く
まず画像を開きます。私はDropboxとつないでそこからデータを開きました。iPadの中にある画像、その場で撮った写真、Facebook、Googleフォトなどから可能です。
大きな画像もサクサクいけます。今回3384×5076ピクセルの人物画像を使いました。
画面を確認してください。ハサミのマークを押せば切り抜きの画面に変わります。
4.スマートでざっくりと切り抜く
まずスマートで人物の内側をなぞってみるとざっくり切り抜けます。追加と減算ボタンを使い分け極端にはみ出ることのないよう整えます。
5.洋服の部分を切り抜く
なげなわツールではみ出たところを切り抜きます。切り抜くときは減算ボタンです。最初指でやるのが難しいと思いますが、慣れればできるようになります。
拡大して作業したいときは画面を二本の指で広げます。
6.勝手にぼかしてくれます
切り抜いたり元に戻れるのはこのアプリがマスクで操作しているためです。調整のエッジが下記のようになっていますのでぼかしが入ります。
ギザギザのままでいいときはエッジを変えます。
7.髪の毛の周りの背景を出す
髪の毛は「基本」のブラシを使います。まず髪の毛の周りをなぞって背景を元に戻します。
8.髪の毛を切り抜く
ここの作業だけがちょっとした手間です。「消しゴム」にして、サイズを調整したり、
硬さを柔らかくして髪の毛のふわっとした感じを出します。(試行錯誤が必要です。)
ミスをしたら「ブラシ」にして元に戻します。何度も修復可能です。
髪の毛の切り抜きが終わったらチェックボタンを押して切り抜き作業を終了します。
9.四つ切りの比率で切り抜く
「切り抜き」ボタンを押すと、切り抜き画面が出ます。四つ切りで作成したいので4:5を選択して切り抜きます。
10.背景を追加
背景素材をプラスボタンを押して追加します。背景のレイヤーを長押しして人物のレイヤーより下に移動します。
11.背景を拡大
背景のレイヤーを選択して画面を日本の指で広げて拡大します。レイヤーの青枠には気をつけましょう。
画面を拡大しているつもりで実は画像を拡大していたということがあります。
青枠がついてない状態で画面操作しましょう。
12.完成
指だけで作成したとは思えません。実はナメてました。(反省)
気軽に画像加工できる時代の到来です。
素材についてのご要望またはご指摘おまちしております。ペンネームと文だけでOKです!
コメント一覧 (2)
お役に立てて光栄です。
心を込めた遺影に仕上がったことでしょう。
ご縁がありましたことを感謝いたします。