0.無料ソフトGIMP2.8をインストールする
2017年1月現在GIMPの最新バージョンは2.8.18です。Photoshopの代わりになるソフトです。
インストール方法はこちら
1.顔写真を用意する
【プリント写真しかない場合】 スキャナーでスキャンします。スキャナーがない場合、コンビニでスキャンできます。セブン、ファミマ、ローソン共に1枚30円。
セブンの詳細を読むと最大400dpiでスキャンできるようです。最大スキャンをおすすめします。
USBメモリーに保存し、GIMPでデータを開きます。
【デジタル画像がある場合】 そのデータをGIMPで開きます。
2.顔を切り抜きます
初心者でもできる手法で説明します。私も今回マウスのみでやってみました。「自由選択ツール」で細かく点を取って顔と首を囲っていきます。
ほんの少し内側に沿うのがポイントです。
髪の毛は後で修正しますのでざっくりと点をとってください。
中級者は「パスツール」で選択してください。
3.境界をぼかす
メニュー→選択→境界をぼかす で選択範囲をほんの少しぼかします。元画像の解像度によりますがここでは3ピクセルでOKを押しました。
背景になじむようにするためのぼかしです。
4.レイヤーマスクを追加
レイヤーを右クリックしてレイヤーマスクの追加をします。すると初期化方法を聞いてきますので、「選択範囲」を選択します。
すると背景が削除された表示になります。
5.白レイヤーを新規追加
バックが白の方がやりやすいので新規レーヤーを追加します。レイヤーパレットの左下にあるボタンかメニュー→レイヤーから新しいレイヤーを追加します。
塗りつぶし方は白にします。白レイヤーを顔のレイヤーの下に移動してください。
6.髪の毛の柔らかさを出す
レイヤーパレットで、顔のレイヤーを選択します。「ブラシで描画ツール」の不透明度を30くらいにし、頭の周りを髪の毛を生やすようになぞります。
黒と白を交互に使いながら髪がふわっとした感じを出します。
マスクなので何度もやり直しがききます。黒が消す、白が元に戻るということです。
7.歯を明るくします
「暗室ツール」で歯を明るくします。不透明度50くらい、覆い焼き、中間調にして歯の上をこすってください。
8.四つ切りの比率で切り抜きます
「切り抜きツール」の値を固定にチェックを入れ、1:1.2にします。顔を真ん中になるよう切り抜きます。
後でトリミングするので少し広めにしてください。
9.顔をまっすぐにする
顔が傾いているので「回転ツール」で回転します。10.洋服素材をコピーアンドペーストする
洋服素材を開きます。手前に現れなかったら、メニュー→ウィンドウから選びます。全選択(command+A)し、コピー(command+C)します。
次に顔の画像にペースト(command+V)します。
するとフローティングのレイヤーが現れるので、右クリックで「新しいレイヤーの生成」を選びます。
11.服を縮小します
「拡大・縮小ツール」で顔に合うように何度か縮小をかけます。洋服のレイヤーは顔の下に置きます。
12.首と服をつなげます
首の部分を消しゴムツールで不透明度を下げて少しずつ消しました。レイヤーマスクでやる場合は白黒使って消します。
大きめの筆サイズで不透明度を下げて丁寧に消して、洋服の首となじませます。
13.背景をコピーアンドペーストします。
背景(空)を開いて全選択(command+A)し、コピー(command+C)します。次に顔の画像にペースト(command+V)します。
フローティングのレイヤーが現れるので、右クリックで「新しいレイヤーの生成」を選びます。
一番下のレイヤーに移動します。「拡大・縮小ツール」で大きさを調整します。
14.空にクラデーションをつけます
背景(空)のレイヤーを右クリックして、レイヤーマスクを追加します。「ブレンドツール」で上から下にかけて線を引っ張ると、下に向かってだんだん白くなります。
15.トリミングします
「切り抜きツール」の値を固定にチェックを入れ、1:1.2にします。お好みの大きさにトリミングします。
メニュー→ファイル→エクスポートを選びます。
左下のファイル形式の選択でjpegを選択し、品質を100にして保存してください。
ネットでデータを送ったり、USBやスマホで店頭に持ち込み、プリントしてもらいます。
素材についてのご要望またはご指摘おまちしております。ペンネームと文だけでOKです!