1.顔写真を用意する
【プリント写真しかない場合】 スキャナーでスキャンします。スキャナーがない場合、コンビニでスキャンできます。セブン、ファミマ、ローソン共に1枚30円。
セブンの詳細を読むと最大400dpiでスキャンできるようです。最大スキャンをおすすめします。
USBメモリーに保存し、Photoshopでデータを開きます。
【デジタル画像がある場合】 そのデータをPhotoshopで開きます。
2.顔を切り抜きます
ペンタブレットを持ってなくてもマウスでできます。今回は私もマウスでやってみました。「多角形選択ツール」でできるだけ細かくチクチク顔の輪郭に沿って選択します。
ほんの少し内側を沿っていくのがコツ。髪の毛の部分は大ざっぱで結構です。
間違えて戻るときは「delete」キーで戻ります。
中級者はペンツールでツールモードを「パス」にして顔に沿って書いていきます。パスパレットの下方、「パスを選択範囲として読み込む」で選択範囲にします。
3.境界線を調整します
選択したまま、自動選択ツール(Wキー)を選択し、「境界線を調整」ボタンを押します。合成の際、違和感ないように少しぼかします。
元画像のピクセルによって違いますが、ここでは0.3にしました。
あとで修正しやすいよう出力先を新規レイヤー(レイヤーマスクあり)にします。
4.細かい髪の毛を一発で切り抜く
頭の周り(髪の毛と背景の境界)を一筆書きのようにさっとなぞってください。一発で良い結果が出ない場合は、筆と消しゴムのツールを使い分けてください。
5.髪の毛の切り抜き完成
この画像は一発で完成することができました。背景との関係なので、うまくいかない時もあります。
その場合はマスクで出力したので、マスクを選択した上で
黒色と白色のブラシで髪の毛らしく整えます。
6.四つ切りの比率で切り抜く
切り抜きツール(Cキー)を選択し、比率を1:1.2にします。顔の大きさを考えながら位置を調整してダブルクリックかreturnを押して確定します。
どのくらいか不安でしたら後で再トリミングできますので、広めに切り抜いてください。
7.スーツ画像をコピー&ペーストする
スーツの切り抜き画像を開き、全選択し(command+A)、コピー(command+C)して顔の画像にペースト(command+V)します。顔に合うように縮小、移動します。(command+T)
スーツですが、顔が太陽光でコントラストが強いので、スーツもコントラストが強い画像を選びました。
8.背景もコピー&ペースト
同様に背景もコピーアンドペーストして大きさを調整します。レイヤーは一番下にしてください。
今回は一番上がスーツで顔、背景の順番です。
9.顔の傾きを修正する
自由変形(command+T)で顔をまっすぐになるよう少し回転させます。10.首とスーツの境界を修正する
スーツを消しゴムツールで消したり、首をスタンプツールやブラシツールで書き足します。消しゴムツールもいいのですが・・・
11.レイヤーマスクを追加
消す作業はレイヤーにマスクを追加して黒白のブラシで修正する方が、何度も元に戻れるのでおすすめします。12.最後に明るさを調整
陰影が太陽光で強いので、和らげます。13.
イメージ→色調補正→シャドウ・ハイライトで調整します。この場合はコントラストの調整ですが、顔を明るくしたいことが多いと思います。
- 明るくしたいとき
トーンカーブ(command+M)、camera Rawフィルター(shift+command+A)などで調整してください。 - ぼやけた感じをシャープにしたいとき
フィルター→シャープ→スマートシャープ でやりすぎない程度にシャープにするのがおすすめです。 - ゴミや顔のシミを消したいときスポット修復ブラシツール(Jキー)でさっと消します。
自動補正などいろいろな自動機能がありますが、いい結果が出ないことがあるので注意です。
14.完成
644×774ピクセルで出来上がりました。別名で保存 → jpegで保存します。(画質を10以上にしましょう)
このデータをネット経由でプリントショップに送ったらすぐに出来上がりです。
もしくはデータをUSBかスマホに入れて持って行ってもOKです。
素材についてのご要望またはご指摘おまちしております。ペンネームと文だけでOKです!