画像ソフトをさわったことがあるならぜひご自分で!
低コスト、そして自分の好きなように作成できます!【写真プリントの価格】カメラノキタムラを参考にご紹介します。
四つ切り 800円 A4 600円 2L 100円 L版 36円 (税抜き)
自分で画像を作れば、プリント代と額代あわせて5000円以内。
自分で画像を作って自分のプリンターでプリントすれば額代のみ。3〜4000円。
自分で画像を作って自分のプリンターでプリントして、たまたま額があったら0円!
【体験談】葬儀場で遺影は料金がセットになっていることが多いです。私の父がなくたった際は遺影と額は私が用意しました。その額が引かれたかどうかは定かではありません画像で仕事している私にとって納得いかない遺影になるくらいなら自腹を切ってでも(少額です)作成したいと思った次第です。このページ上の大きなバナーが私の父の遺影です。「みかんの咲く丘」という歌が好きで背景に丘とみかんの花を入れました。
有料ソフトPhotoshopで作る 無料ソフトGIMPで作る 無料アプリで作る
遺影作成の画像加工のしくみとは?
自分で作るときのポイントは?
- できるだけピントが合っている顔写真を選ぶ
- 顔をていねいに切り抜く
- 服と顔の大きさのバランスを調整する
- 顔を明るくして服と違和感ないように調整する
何のソフトで作るのか?
- 画像加工ソフトはPhotoshopがあればベスト。遺影を作るプロのほとんどがこのソフトを使用。
(毎月980円払うソフトなので購入したくない人は体験版で期間内に作ってしまうという手があります) - 無料ソフトのGIMPでも十分作れます。コピペのときちょっとクセがありますが、慣れればOK。
- 無料アプリはPhotoshop mixを使います。指ひとつで遺影ができるのです。すごい!しかし条件あり。
遺影のサイズは?
遺影の一般的なサイズは写真サイズの「四つ切り」254 × 305 mm です。
葬式の祭壇に飾る、家の壁上にずらっと並んでいるのはまさにこの四つ切りです。
ですが、決まりではないので自分のプリンターでA4写真用紙で印刷し、
それに合う額があれば立派な遺影になります。
画像のサイズについて(解像度の話です)
実は遺影に限ってはあまり解像度を気にしなくていい事実があります。一般的に、四つ切りサイズでは1920 × 2560ピクセル以上が推奨サイズとなっています。
プロのカメラマンや印刷業界はもっと大きなピクセル数を推奨します。
しかし遺影はそこまではいらないし、むしろ元の顔データが小さすぎて小さく作るしかないのが現状でしょう。
下の2枚の画像は四つ切りプリントです。左は 707 × 849 pix 、右は 1500× 1802 pix。
全然差がないのです。顔のピントさえそこそこ合っていればなんとかなるのです。
(画像の注意)画像は拡大すればするほど荒れます(ボケます)。縮小はそれほど荒れません。それはピクセルとピクセルの間をうまく補完できないためです。切り抜いた顔を拡大縮小せずに使うのがベストだと思います。
写真のピクセルをパソコン上で調べるにはMacだったらcommand+i を押すと詳細情報にピセル数が出ます。Windowsでは画像を右クリックしてプロパティーの「詳細タブ」を開いてください。
(余談)人工知能で小さい画像を大きく復元できるのか?
2つのソフトで実験してみました。SmillaEnlarger と waifu2x 小さな画像を荒れずに大きくするというソフトです。
waifu2Xの方は2倍まで拡大できて人工知能というふれこみ。WEBですぐ使える便利なもの。
SmilaEnlargerはパソコンにダウンロードして起動するタイプ。倍数の制限がありません。
2倍と3倍にしてみました。そしてPhotoshopでも解像度を2倍と3倍にしてみました。
比べると全然変わりません。補完されている部分がほんの少ししか感じられない。(イラスト系はうまくいくようです。)
まだ人工知能は発展途上ということです。でも数年後はすごいことになっているかもしれません。
WEBに載せている小さな画像が大きく綺麗に復元できる日もそう遠くないかもしれません。
額について
写真の周りの白い部分をマットと言います。
最近は、どこで遺影を作っても必ずついてきます。
額が一回り大きくなって、白枠がつくだけで立派な感じになるのです。
画材屋さんなどでお好みの色と大きさにマットを切ってもらえます。
額によっては既成のマットがついているものもあります。
キタムラで四つ切りマット付き額が900円弱で売っていました。(ちょっとチープ感あり)
さて、黒枠の額は昔からお決まりのようになっていますが、明るい色の額でもいいのです。
洋間の家が増えた今、明るい額の方が飾って違和感がないと思います。
額の色を考えた上で遺影を作ると全体的に明るい印象になり、故人も喜ぶと思いますよ。
次はソフトを使って遺影の作り方を説明します。下の3つから選んで進んでください。
素材についてのご要望またはご指摘おまちしております。ペンネームと文だけでOKです!